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「岡山Omiai婚活パーティー」開催

婚活・恋活マッチングアプリ“Omiai”が自治体事業を盛り上げる
岡山Omiai婚活パーティ参加後
アンケート回答者の約80%が岡山県への興味を深める結果に

当社は、岡山県、岡山盛り上げよう会と共催で、8月25日(土)、「岡山Omiai婚活パーティ」を東京・新橋のとっとり・おかやま新橋館 2F ビストロカフェ 「ももてなし家」にて、開催しました。県外に出ている岡山出身者はもとより、岡山県に関心がある若い人たちに県の魅力を再確認してもらい、将来岡山県で暮らすきっかけにして欲しいと考えたパーティです。婚活パーティの参加者は、将来岡山県で暮らすことを希望する男性(25~35歳)女性(20~35歳)を中心に、岡山県出身者、岡山県に関心がある男性28人、女性30人の計58人を当社が運営するマッチングアプリ”Omiai”を使い募集しました。

当日は、県の担当者から岡山県の現状の説明を受けたあと、フルーツをはじめ岡山県産の食材を使った料理を味わいながら、相性占いやクイズを楽しみ、すでに岡山県に移住した先輩たちを交え、岡山県の魅力を語り合いました。クイズでは、優勝者には一房3500円相当の「シャインマスカット晴王」が贈呈されるなど、岡山県からのおもてなしに参加者は感動していました。

岡山県 山田さんの挨拶


また、今回の婚活パーティでは、岡山県への移住に関する意識調査も実施しました。その結果、参加後のアンケート回答者の約80%が岡山県に興味を深める結果となり、岡山県移住に関するポジティブな意見や今後の課題となる意見も寄せられました。今回のパーティは地域の実態を踏まえた地方創生の効果的な施策となることがわかりました。
当社では、今後ますますマッチングアプリ”Omiai”と地方自治体との取り組みを強化していきます。

■パーティ参加後に岡山県移住に前向きだった方の感想
・都会すぎず田舎すぎず、食事がおいしいから。
・晴れの国といわれて、天気が良さそうだから。
・どこにいても仕事はできるから。

■イベントの様子

ぷりあでぃす玲奈さんによる相性占い
岡山県にまつわるクイズ大会
岡山県産の食材を使った料理
岡山県マスコット「ももっち」


岡山県 県民生活部 中山間・地域振興課 移住促進班 総括参事
山田威夫(やまだ たけお)氏
“移住支援団体、民間企業との協働事業で何倍もの成果を”
Omiaiとのファーストコンタクトは、県内の移住支援団体「岡山盛り上げよう会」の紹介でしたが、慎重に考えていたら今回の企画が実現することはなかったかもしれません。行政は慎重に事を運ぶのが長でもあり、短所でもありますが、スピード感の異なる民間事業者とタイアップするためには、チャンスと思ったら、機を逃さずに足を運ぶことが大事だと思っています。
旅行代理店がある「観光」、メディアを対象としている「シティープロモーション」等と比べて、「移住」については、仲介する事業者が存在せず、あくまで個人を対象としたPRをこまめに行う必要があります。このため、相談会を東京などで定期的に開催しているほか、HPやSNS等を使って情報発信を行っているのですが、どうしても限界があります。今回、Omiaiと連携することで、都市に居住する若い方々にダイレクトに岡山の情報を届けることができ、また、Omiaiや岡山盛り上げよう会の企画力と連携することで、行政ではできないイベントが開催できたことは大きな成果でした
今回は、さすがに「岡山へ移住します」と言った方はいらっしゃいませんでしたが、「岡山へ興味を持った」、「行きたい」、「行く」という声は多く聞きました。想像以上の好意的な反応です。まだ試行錯誤の段階で、このスキームの効果は未知数。お互いにWin-Winの関係が築けるよう長期スパンで、取り組んでいきたいです。


岡山盛り上げよう会 代表
佐藤正彦(さとう まさひこ)氏
“マッチングアプリとの組み合わせは、様々な分野での可能性を秘めている”
岡山への移住を促進する活動をしている中、日頃移住を意識していない若い層へのPRや、移住してから定住して貰うためにどうしたら良いかと考えていた時に、婚活と組み合わせて見たらどうか?という考えに行き着きました。独自に婚活移住の企画に挑戦してきましたが、なかなかうまくいかない中、Omiaiとのご縁がありました。
今回の取り組みを通じて、Omiaiの圧倒的なユーザー数と、しっかりと管理された情報により、学校卒業後就職して住民票を移した、Uターンの可能性がある方や岡山に興味を持った方へ直接岡山の魅力や移住をPRする良いきっかけを作ることに成功しました。さらに”地方暮らしをしてみても良いかな”と考えている人がかなりの数でいることがわかりました。また、アンケート結果からはニーズ(地方暮らしへの不安要素)も確認することができ、大変有意義でした。
今回のようなイベントの企画・開催はさることながら、婚活を通じ、岡山県の魅力を伝えたり、岡山で結婚・子育て・仕事・生活をするうえで、どのようなニーズや不安要素があるかを把握するために調査・集計し、傾向分析をしたり、結婚時にどのような道をたどるか(仕事や生活等)など、行政にできない行動分析などをして、その結果を当会のような支援団体や行政に対しアドバイスしたり、ターゲット層に地方暮らしのきっかけを与える移住相談会や、移住ツアー等の各種企画への集客などをOmiaiと取り組んでいきたいと考えています。
Omiaiというアプリでは、個人情報の管理やセキュリティがしっかりなされており、その結果、結婚という目的のために様々な情報を正確かつ詳細に収集され、それが統計的に管理されている為、ピンポイントでターゲット層へPRすることが出来たのです。移住と婚活は一見関係のない話と思われがちですが、実は関係があったのです。マッチングアプリとの組み合わせは、様々な分野での可能性を秘めていると思います。


株式会社ネットマーケティング 執行役員 メディア事業本部 本部長
柿田 明彦(かきだ あきひこ)氏
“Uターン/Iターンのきっかけづくりや人と地域の出会いづくりにも”
このイベントでは、岡山県の出身者やゆかりのあるOmiaiユーザー様に絞って募集を行いました。当初、予定の参加人数を集められるかどうか不安な部分がありましたが、実際には多く方にご参加いただくことができました。真剣にパートナーを探す、ということがOmiaiのサービス価値ではありますが、「人と地域の出会い」にも貢献できたことは、大きな発見となりました。今後は地元を離れた方と地元に住んでいる方がOmiaiでマッチングをして実際に会えるような取り組みなども可能かと思います。
我々はサービスを通じて少子化問題へ大きく貢献したいという理念の基で運営を続けてきましたが、今後はUターン/Iターンのきっかけづくりや人と地域の出会いづくりにも取り組み、地域活性化にも貢献できる可能性を強く感じています。
近年、マッチングサービスの認知が広がってきていることを実感していますが、それでもネガティブなイメージを感じる方がまだまだ多いのが現状です。今回、岡山県様との取り組みが実施できたことで、そのイメージを払拭できる大きな機会をいただけたと考えています。これは当社のOmiaiだけではなく、マッチングサービス業界全体にとって、非常にプラスになる取り組みだったと感じています。岡山県様との取り組みは始まったばかりですので、未知数なところもたくさんありますし、短期間で結果が出る取り組みではないかもしれません。ですが、官民お互いの強みを活かしながら、長期的な視点で取り組んでいきたいと考えています。
また、Omiaiとしては、今後、たくさんの自治体との取り組みを進めていきたいと考えています。47都道府県や各自治体それぞれで違った課題を抱えているかと思います。毎回決まったパターンでの取り組みとはならず、お互いに手間のかかる作業になりますし、実際に結果が出るまでには長い時間がかかるかもしれません。ですが、今回の岡山県様との取り組みを通じて、Omiaiは「男女の出会い」「地域との出会い」を応援するサービスでありたい、との想いが強くなりました。もし、少しでも興味を持たれた自治体の方がいらっしゃいましたら、まずは気軽にご連絡いただければ嬉しいですね。