- 独自調査
【Omiai】Omiai Report light 『地方移住型 婚活・恋活のすすめ』異次元の少子化対策ならぬ婚活!?地方への移住婚の実態を徹底調査!~20代の50.9%が地方移住に関心!内閣府調査~
株式会社エニトグループの下で、恋愛結婚をかなえるマッチングアプリ『Omiai』を手掛ける株式会社Omiai(本社:東京都港区、代表取締役CEO:清水宏昭、以下、当社)は、まじめな出会いや恋愛に関わる全ての人に向け、独自に行う市場調査や有識者への取材を通じた、データを基に恋愛をひも解く、「Omiai Report」をオウンドメディア「コイパスby Omiai」内にて連載しております。
岸田政権が宣言した「異次元の少子化対策」が話題を集めており、2022年の出生数が80万人を割ることも報道されています。少子化という課題を解決していくには、子育てしやすい世の中を作っていくと同時に、結婚を望む人がパートナーと出会える環境作りも必要不可欠。もしかしたら今までの婚活とは違った「異次元の婚活」が求められているのかもしれません。マッチングアプリが市民権を得た現代では、どこに住む相手ともインターネットを介して出会えるようになりました。当社が実施した「マッチングアプリの使用及び遠距離恋愛に関する意識調査」では、「移動にかかる費用的負担がなくなれば、居住地が離れた相手ともマッチングしてみたい」という意見が71.2%という結果に(※)。
そこで今回のOmiai Reportでは、田舎でパートナー探しをする、地方移住型婚活・恋活にフォーカス。都心では近年、地方移住に興味を持つ人が増え、行政も移住支援に積極的です。移住して婚活するという“異次元”の選択肢が増えることで、結婚を見据えた出会いが増えるかもしれません。本企画では移住意識や移住支援の実態を調べるなど、地方移住型婚活・恋活の可能性を探ります。
※「マッチングアプリの使用及び遠距離恋愛に関する意識調査」(調査対象:マッチングアプリOmiaiを利用している20歳~40歳男女605名、実施期間:2023/1/12(木)18:00~1/16(月)10:00、調査方法:インターネット調査)
地方移住への関心が増加中!田舎での婚活・恋活にシフトするのもあり!?
都会と地方で出会いやすいのはどっち?といった話はよく耳にします。都会のほうが出会うきっかけや場所が多いのは確かですが、デート費用が高いというデメリットも。「近所のおばさんやおじさんが相手を紹介してくれた」なんてケースは、ひと昔前の話です。さらに、仕事場での出会いも、コンプライアンスの問題やリモートワークが増えたため、職場恋愛に繋がる出会いは減少傾向にあります。
一方、地方でも出会いの問題は深刻。都会への人口流出という課題を抱えているだけでなく、平均的に婚期が早いため独身若年層が少ないという現実もあります。今回の取材を通してわかったことは、田舎では選択肢が多い都会と違い、共通する考え方を持った人が集っていること。そして、地域の人が出会いの世話をしてくれ、人と人の繋がりが濃くなるということ。さらに、婚活・恋活に力を入れている自治体も多く、移住支援や婚活支援を手厚く行っている自治体も多かった印象です。地域密着型の婚活ができるのも魅力のひとつだと感じられました。
しかも、近年は田舎暮らしのスローライフに憧れる人も増えてきているようです。内閣府が発表したデータによると、東京 23区在住の20代は50.9%、全年齢でも37.2%もの人が、地方移住への関心を寄せています。
マッチングアプリで地方移住型婚活・恋活をするなら近畿〜中部地方が狙い目!?
田舎よりも都会のほうがマッチングアプリ利用率が高いと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。Omiai会員の検索データをもとにアクティブユーザーの居住地を割り出し、47都道府県をランキングしました。
TOP3は東京、大阪、京都の順で、やはり都会が上位にランクインしています。さらにTOP10を8地方区分で見てみると、近畿地方の2府2県がランクイン。愛知・岐阜を擁する中部地方の利用率も高い傾向にあります。
マッチングアプリを活用して地方移住型婚活・恋活をする際は、近畿~中部地方を狙うと出会いの確率が高くなるかもしれません。
移住・婚活支援で田舎の出会いが活発に?移住先の情報集めが重要、マッチング相手から教えてもらうもあり
「農業や水産業など、その土地ならではの職に就きたい」など、移住には目的や理由があるはずです。定住か二拠点生活か?という違いでも、地域との関わり方が変わってきます。そこで移住の条件をリストアップしておくと、移住先を絞りやすくなるでしょう。「田舎すぎるのはちょっと」「実家に帰りやすい場所」など、人それぞれ希望はあるはず。
ちなみに、移住希望地ランキング(下記グラフ)では、静岡県がどの年代からも支持されています。大都市圏からの近さも支持される理由のようです。
次に大切なのは情報収集。「ふるさと回帰センター」に足を運んだり、移住のポータルサイトを利用しましょう。移住を前提にマッチングアプリを利用し、マッチングした相手から地域のことを教えてもらうのもひとつの手です。地元のことを知りたい気持ちが伝われば、相手も悪い気はしないはず。教えてもらっているうちに、2人の距離も縮まるかもしれません。
行政のサポートが手厚く、価値観の似た相手が見つかりやすい移住型婚活・恋活に注目し、実際に体験した方に、自身の体験談を語ってもらいました。移住は魅力と不安が隣合わせ。成功や失敗例、さらに田舎婚活あるあるなど、実際に経験した人だから語れる生の情報をお届けします。
勝部陽介さん 40歳 島根県奥出雲町在住、移住暦4年 プロフィール 1982年生まれ。新潟県出身。学生時代は神奈川で過ごす。2015年頃から移住を考え始め、2018年に 島根県の奥出雲町に移住。移住後に町の結婚・子育てコンシェルジュに登録し、奥様と出会う。2年の交際期間を 経て、2022年4月に入籍。 |
ーーなぜ奥出雲町に住もうと思ったのですか?
勝部さん:9年前に旅で島根県を訪れたことがあり、ふるさと島根定住財団で情報を仕入れました。新潟で酒造りをしていたこともあり酒造会社を紹介してもらい、その関係で奥出雲に移住しました。
ーー移住してみてどうでしたか?
勝部さん:田舎って、よそから来た人が住居探しをすると苦労すると思うのですが、定住財団を通して移住したおかげでスムーズに物事が運びました。引っ越し費用が新潟からだと30万円ぐらいかかるんですけど、移住のための助成金もあり、実際10万円ぐらいでやってもらえたので金銭的な不安はありませんでした。仕事探しも、定住財団の方と一緒に面接してもらったり、住宅も提案してもらったり、何から何までサポートしていただけたので助かりました。
ーー奥様とは、どのような出会いだったのでしょうか?
勝部さん:島根定住財団の担当者と奥出雲町の定住課の方が連携くださったお陰で、移住後も町役場の方と仲良くさせてもらい「こっちで結婚したらどうだ?」と、町が運営している結婚・子育てコンシェルジュに登録したんです。すると、偶然コンシェルジュの方とお義母さんが同じ職場で働いていて、奥さんを紹介してもらえました。
ーーどれぐらいの間、お付き合いされていたのですか?
勝部さん:2年くらいですかね。私たちその辺りが曖昧なんですよね(笑)昨年3月の奥さんの誕生日にプロポーズして、4月の自分の誕生日に入籍、10月に出雲大社で挙式をあげたところです。
ーーこれをして良かったという、移住婚のポイントはありますか?
勝部さん:コンシェルジュの方から「彼女の家はお婿さんを欲しがっている」という話を聞いていたので、先にお義母さんと仲良くなりました(笑)今も休日にご飯をご馳走になって、お義父さんとお酒を一緒に飲んでいます。そして、彼女と必ず週1回はデートに行くようにして、何回も誘っていました。その熱意が伝わったんだと思います。
ーー今後はどうしていきたいとお考えですか?
勝部さん:彼女の実家の田んぼをしっかり継いで、後世に残したいですね。あと、町の過疎化など課題解決に向けて、持続的な活動をしていきたいです。やっぱり自分が移り住んだ街が、朽ち果てていくのは見たくないので。自分なりに、少しずつやっていきたいなと考えています。
「Omiai Report」について
これまでの出会いや恋愛にまつわる情報は、人の「感情」に起因する部分が大きいことから、実際の取材やデータなど、エビデンスを確立しているものが少なく、また、ある一定のターゲットやジャンルにセグメントされていることから、あらゆる世代、ジェンダーに発信するものは少ないように見受けられました。そのため「Omiai」は、こういった情報環境をより良いものにすべく、取材やデータ等のエビデンスに基づいた、より信頼性の高い情報を全世代の皆様に向け、提供してまいります。
URL:https://fb.omiai-jp.com/koipass/category/omiai-report
恋愛結婚をかなえるマッチングアプリ『Omiai』とは
『Omiai』は、婚姻率低下や少子化といった社会課題を背景に、2012年2月に国内でサービス提供を開始した男女の出会いをサポートするマッチングアプリです。サービス開始以降、出逢いを探す多くの男女に支持され、これまでの累計会員数は900万人を超えました(*)。 「一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)」に参画し、業界全体の活性化にも取り組んでいるほか、多くの方の幸せ探しに貢献できるよう、顧客に寄り添ったサービス運営を行ってまいります。*2023年2月時点