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【Omiai】Omiai Report light『Omiai 恋愛マンガ大賞』恋愛マンガは世相を映す鏡!独自調査で時代ごとの恋愛観と女性像を徹底解析~10代から40代の幅広い層が支持、「花より男子」が堂々の1位~

株式会社エニトグループの下で、恋愛結婚をかなえるマッチングアプリ『Omiai』を手掛ける株式会社Omiai(本社:東京都港区、代表取締役CEO:清水宏昭、以下、当社)は、まじめな出会いや恋愛に関わる全ての人に向け、独自に行う市場調査や有識者への取材を通じた、データを基に恋愛をひも解く、「Omiai Report」をオウンドメディア「コイパスby Omiai」内にて連載しております。

今や映画やドラマの原作がマンガなのは当たり前。若者からミドル世代と幅広い層に支持される国民的カルチャーとして根付いています。そして今年も注目の『マンガ大賞2023』が発表され、人気のラブコメ「正反対な君と僕/阿賀沢紅茶」は3位に入賞しました。マンガのジャンルが多様化する中、今もなお恋愛マンガに高い評価が集まっているようです。

今回Omiai Report では、全国10代~40代の男女400名に「恋愛マンガを読んでいるか」と事前調査を実施。その結果、恋愛マンガ読者のほとんどが「女性」であることが判明しました。

そこで!改めて全国10代~40代のマンガ好き女性にターゲットを絞り、心に残る恋愛マンガについて調査。マンガ好き女性が選ぶ『Omiai 恋愛マンガ大賞』を決定します!

女子マンガ研究家・小田真琴氏監修 Omiai恋愛マンガ30選1970〜2020年代まで珠玉の恋愛マンガを厳選!

国内トップクラスの電子書籍ストア「コミックシーモア」提供のランキングデータをはじめ、大型書店の各種ランキングをもとにOmiai Report編集部独自に恋愛マンガ約100作品を選出しました*。

選出した約100作品の中から、恋愛マンガに精通した女子マンガ研究家・小田真琴さんが、「10代~40代に読まれている恋愛マンガ」という視点で30作品を厳選。映画・ドラマ化された人気マンガから最新の話題作まで、その時代の空気感を含んだ多様な30作品が出揃いました。1970~1980年代の恋愛マンガも、親から子へ受け継がれたり、昭和リバイバルの流行にのって再評価されたり、現代でも色褪せることはない様子。

恋する女性の心に残る恋愛マンガを深掘りするため、「Omiai 恋愛マンガ30選」をもとに全国10代~40代のマンガ好きの女性1,000名を対象にアンケート調査を実施。次頁で最も愛されている恋愛マンガをランキングにして発表します!

※「異世界転生もの」や「伯爵令嬢もの」も人気ジャンルですが、ライトノベルなどのメディアミックスもあり、マンガならではの選出にブレが生じるという観点から除外しています。

Omiai 恋愛マンガ大賞を発表!強い女性像を描いた作品が支持されている

「Omiai 恋愛マンガ30選」をもとに、全国10代~40代のマンガ好きの女性1,000名を対象に「あなたの好きな恋愛マンガを教えてください」とアンケート調査を実施。得票数をランキングした結果、日本だけでなく世界13カ国でヒットした「花より男子/神尾葉子」がOmiai 恋愛マンガ大賞を獲得しました。累計発行部数は6,100万部と桁違いの大人気作品。自分で道を切り開く女性像が描かれている点が、今もなお評価されている理由のようです。

2位の「君に届け/椎名軽穂」は、ポジティブでメンタルが強い純粋な主人公の恋愛に加えて、女性同士の友情を丁寧に描いた作品。現在もその物語性に多くの女性が共感を得ています。

3位の「ママレード・ボーイ/吉住渉」は、従来の少女マンガとは違う強気で頭のよい主人公像が特徴。続編もあり根強い人気を誇ります。

「ランキング上位の作品に共通して言えるのは、いわゆる少女マンガで描かれてきた「守られたい弱々しい女性像」「王子様のような男性への憧れ」を描いた作品ではなく、“強い女性像”を描いた作品が支持をされているという点ではないでしょうか」(女子マンガ研究家・小田真琴さん)。

Omiai 恋愛マンガ大賞キャラクター部門賞を発表!理想の恋人像トップは「誠実で優しい」風早翔太

全国10代~40代のマンガ好きの女性1,000名を対象に「好きなキャラクターを教えてください」とアンケート調査を実施。その結果、ギラギラした男性的な部分を感じさせない、爽やかで優しい現代的イケメン「風早翔大」がダントツの1位!これはOmiai Report 「モテ学」*の調査で浮かび上がった、「まじめな、寛大な、誠実な、やさしい男性」がモテるという結果とも一致する結果に。

※Omiai Report「令和の“モテ学”」より

2位「大崎ナナ」、同率3位「綾瀬千早」は、才能があってモテる女性の憧れ、理想のキャラと言えます。同率3位「花沢類」は感情をあまり表に出さないクールでマイペースな性格が、現代の“モテ”とリンクしているようです。

「全体的に欲望を前面に出さない淡泊なキャラが人気のようです。1位の風早くんは優しさをストレートに示すタイプで、今の時代感にも合っています。「花より男子」からはクールな花沢くんが3位に。粗雑な道明寺くんが6位と下位につけていますが、花沢くんのほうが人気なのも頷けます」(女子マンガ研究家・小田真琴さん)。

まとめ:恋愛マンガを俯瞰的に読めば“恋愛を学ぶ”最適な教材に!?

恋愛マンガは時代ごとの恋愛観を映し出す鏡と言えます。恋愛が人生の時代だった1970年代=「砂の城/一条ゆかり」、恋愛がカジュアル傾向になった1980年代=「ホットロード/紡木たく」、強い女性像が台頭した1990年代=「ハッピー・マニア/安野モヨコ」、憧れだけでは恋愛できない2000年代=「ハチミツとクローバー/羽海野チカ」、多様性を追い求め始める2010年代=「俺物語!!/アルコ、河原和音」、「逃げるは恥だが役に立つ/海野つなみ」と、各時代の恋愛観と女性像が如実に描かれていました。

Omiai 恋愛マンガ大賞の「花より男子/神尾葉子」が今も評価されているのは、自分の道を切り開く女性像が描かれているから。人気キャラクター大賞のダントツ1位に輝いた「風早翔大(君に届け)」は、男性的な部分を抑えたストレートな優しさが人気に。これはOmiai Report ⑤「モテ学」の調査で浮かび上がった、「まじめな、寛大な、誠実な、やさしい男性」がモテるという結果とも一致しました。最近の恋愛マンガは「正反対な君と僕/阿賀沢紅茶」のように、何を考えているか自分の気持ちを素直に伝えあう描写傾向があるようです。恋愛もコミュニケーションのひとつなので、これも昨今の恋愛観を反映していると言えるのではないでしょうか。

年代別のランキングを見てみると、10代は「ちはやふる/末次由紀」、20代は「君に届け/椎名軽穂」、30代は「NANA ―ナナ―/矢沢あい」、40代は「花より男子/神尾葉子」が1位を獲得。綾瀬千早・綿谷新・真島太一の三角関係の行方にドキドキする10代、現代モテの象徴的キャラの風早くんとのキラキラした恋にキュンする20代、様々な恋愛模様に感情移入する30代、永遠のシンデレラストーリーを大切にする40代といった見方もできそうです。恋愛マンガを少し俯瞰的な視点で読むと、“ 恋愛を学ぶ” のに最適な教材になるのかもしれません。

調査概要

調査名称:好きな漫画についてのアンケート

調査期間:2023年3月10日

調査対象:「恋愛・ラブコメ」漫画の好きな、全国15~49歳の女性

調査数:1,000名

調査方法:Webアンケート

「Omiai Report」について

 これまでの出会いや恋愛にまつわる情報は、人の「感情」に起因する部分が大きいことから、実際の取材やデータなど、エビデンスを確立しているものが少なく、また、ある一定のターゲットやジャンルにセグメントされていることから、あらゆる世代、ジェンダーに発信するものは少ないように見受けられました。そのため「Omiai」は、こういった情報環境をより良いものにすべく、取材やデータ等のエビデンスに基づいた、より信頼性の高い情報を全世代の皆様に向け、提供してまいります。

URL:https://fb.omiai-jp.com/koipass/category/omiai-report

恋愛結婚をかなえるマッチングアプリ『Omiai』とは

 『Omiai』は、婚姻率低下や少子化といった社会課題を背景に、2012年2月に国内でサービス提供を開始した男女の出会いをサポートするマッチングアプリです。サービス開始以降、出逢いを探す多くの男女に支持され、これまでの累計会員数は900万人を超えました(*)。「一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)」に参画し、業界全体の活性化にも取り組んでいるほか、多くの方の幸せ探しに貢献できるよう、顧客に寄り添ったサービス運営を行ってまいります。*2023年2月時点